MIKI DANCE STUDIO

――まずは、脚本を手掛けられた正安寺先生に。話せる範囲で構いませんが、本作品はどんなストーリーなんですか？教えて下さい。

正安寺：自己表現を上手くできない主人公が、不思議な世界に飛び込む。そこにはいつも見ているはずの光景、接しているはずの人々、変わらないはずの自分。一つ大きく違う事がある。“言葉が通じない”ということ。浮き彫りになっていく主人公の家族模様や誰も知らない過去。この不思議な世界で必要なのは、自分の過去と向き合い、そして変わること。果たして…。
1人の女性の成長期を描きました。ミキダンススタジオに見学に来た際、レッスンに励んでいるインストラクターの方々と一生懸命ついて行く生徒の皆さん、それを温かく見守る保護者の皆さんの姿を見て「ダンスとは」「子供の成長とは」「自己表現とは」色々と考えさせて頂き、僕なりの答えを脚本に起こしました。

――KOUTA監督と正安寺先生それぞれにお伺いします。ズバリ本公演の見どころをお願いします。

KOUTA：昨年の流れとまた違って、今回は全編通してお話で繋がっています。そのお話はもちろん、ミキスタのインストラクター、生徒でどのように展開していくのかが見どころです。ダンス+@の公演をお楽しみに！

正安寺：ダンスに変えてもらうのではなく、ダンスで何を変えられるか。そこに挑む皆さんの姿でしょうね。

――KOUTAさん、総合監督として現場のどんな所に気を配っていますか？また現在のスタジオでの稽古やリハーサルの様子を教えて下さい。

KOUTA：インストラクター、出演者、関係者、皆んなのパワーで１つの公演を作るということを大切にしたいので、みんなで考えたり意見しやすい環境作りには気を配ってきました。
大変な事や苦しい時もあるとは思いますが、最後にはみんながハッピーになる公演にしたいです。
現在の稽古は各クラスごとに行われていて、時には厳しく、時には楽しく練習に励む姿が見られています。
これらの各クラスが段々と１つになっていくのがこれからの楽しみですね。

――ユニットプロダクションマネジャーという忙しいポジションを務められている鴨志田さん。鴨志田さんはご自身も生徒さんとしてご出演されるそうですが、生徒さんからの立場として、お客様にここを見て欲しい！イチオシのポイントがあれば教えて下さい。

鴨志田：イチオシのポイント...全てです(笑)。
キーワードにもなっている"もしも言葉が使えなくなったら？"を念頭に置いて観て頂きたいです。ミキスタのために悠造さんがオリジナルで書いてくださったストーリーですので、今までの公演(発表会)とはまたひと味違ったアプローチでみなさんをミキスタの世界へお連れします。
普段はクラスごとに違う曜日で切磋琢磨している私たちが、ひとつになるこの時間を是非みなさんの目で観てください。

――最後にお客様へのメッセージをお願いします。

正安寺：是非観に来てください。これは皆さんの幼少期かもしれないし、今かもしれないし、未来かもしれません。これはダンス発表会です。しかし一つの作品です。この新たな挑戦と、子供から大人まで楽しんで頂けるダンスとアクトのステージを、ぜひ生で観ていただきたいと思います。会場でお待ちしております。

KOUTA：是非色々な方に観て頂きたいです！
ダンスとストーリーも勿論さる事ながら、出演者達の日々の成長も現在見れています。出演者のことを知っているお客様も当日は驚くのではないでしょうか。
何かに夢中になっている姿は最高に良いものだと思います。
当日、会場でお待ちしております。


【正安寺悠造OfficialBlog】：https://ameblo.jp/fruity-dp/

――まずは、それぞれの役どころについて教えてください。

tuti：自己表現を上手くできない、入社5年目の社会人女性を演じます。

柏谷：今回、私が演じるのはミスターミキスタという少年なのですが、少し不思議な力を持った男の子で、主人公である内気な真鍋未来をしっちゃかめっちゃか困らせるキャラクターです。

宇良：恋とダンスに夢中な男役といった所でしょうか。

――演じる上でご自身が一番大切にしている所、そして観客の人々に注目して観て欲しいポイントがあれば教えてください。

tuti：悠造さんの脚本はいつもユーモア溢れる登場人物が多く出てくるので、主役のキャラクター性は大切に作っています。
いつになく色々なジャンルのダンスを踊るので注目していただけると嬉しいです。

柏谷：とにかく元気に！ハイテンション！がミスターミキスタを演じる上でのモットーです。
最初はミスターミキスタのテンションに戸惑っていた主人公の未来が、徐々にその明るさに励まされてゆく様子をぜひ見ていただけたらと！

宇良：とにかく舞台を思いっきり楽しむこと。
自分自身が楽しめていないと、お客様には何も伝わらないですもんね。
あと、お見苦しい顔ですが(笑)
あえて言うなら表情でしょうか。

――柏谷さんにお伺いします。現在の稽古はどんな様子で進んでいますか。また現場のエピソードなどあれば教えて下さい。

柏谷：私は現在大阪に住んでいて、稽古への参加が少し遅れてしまったのですが、遅れを取り戻せるように皆さんがサポートしてくださって、とても感謝しています。
舞台の上でお返しできるよう頑張ります！
現場でのエピソードは、、宇良さんが毎回必ずお菓子をくださることが印象に残ってます(笑)

――宇良さんにお伺いします。本公演はダンスと芝居が融合した舞台作品という事で、ダンスの振り付けもたっぷり出てくるという事ですが。そのあたりの、ダンスという部分ではどんな取り組みをされているんですか？

宇良：タップダンス以外のダンスはほぼ未経験であり、今回ダンスについては自分自身大きなチャレンジで不安ですが、
とにかく自分らしさを前面に出せるよう、踊ることを心がけています。

――tutiさんにお伺いします。今回はメインの役どころとして一番台詞も多いと聞いていますが、稽古で苦労されている部分、またはエピソードなどあれば教えてください。

tuti：今まで私は主役を振り回す役が多かったのですが、今回は振り回される側、受け手になるシーンが多く、
相手の話を聞いて、感じて、動くことを特に意識しています。

――今回一緒に舞台に立つミキスタの子ども達の印象など教えてください。

tuti：元気！パワフル！まっすぐ！

柏谷：明るくて元気で、それでいてダンスを踊るとみんな真剣で。いいなあ〜って思います。
あと、会うと｢かっしーさん！かっしーさん！｣って話しかけてくれるのが嬉しくてニヤニヤしています。

宇良：挨拶がしっかりできる子たちが多く、
元気爆発！熱血ハイテンション！
という印象です！(笑)

――最後に皆さんそれぞれからお客様へのメッセージをお願いします。

tuti：発表会をお芝居とダンスで紡ぐ新しい形の作品です。
生徒さん達もダンスの中で表現の幅をぐんぐん広げています。
ダンサーと役者、お互いが刺激を与え合いながらより良い作品になるよう、最後まで力を尽くしてまいります。
ダンスをしている方も、していない方も
出演者それぞれが身一つで表現する作品を、劇場で見て、感じていただけたら幸いです。

柏谷：スタジオの子供たちが頑張っている姿に励まされて稽古しています。
ダンスと芝居の境目の無い、今までの発表会とは少し違った雰囲気の公演になると思います。
ぜひ、子供たちの活躍と、ミスターミキスタの活躍（笑）を楽しんでいただけたら、と思います！

宇良：是非、ミキダンススタジオのインストラクター皆さま、関係者皆さま、出演者皆さま、子供たち。
総勢一丸となり頑張っている姿、輝いている姿にご注目ください。
本番当日、お客さま皆さまとお会いできること、心より楽しみにしております。
何卒、ご声援の程よろしくお願い申し上げます。


【活動情報・公演予定など】

tuti：takALice ワークショップvol.10
@西武池袋線沿線
7/28 19:00-20:15

アニダンGRAND PRIX VOL.6
@舞浜アンフィシアター
8/19

おなごん！act.3｢タイトル未定｣
＠中野HOPE 2月下旬
作演出 正安寺悠造
出演 土屋彩夏 柏谷翔子 and more

ツイッター@tutimaruyamada

柏谷翔子：おなごん！act.3｢タイトル未定｣
＠中野HOPE 2月下旬
作演出 正安寺悠造
出演 土屋彩夏 柏谷翔子 and more

金山宇良：普段は普通の会社員ですが、
タップダンスのインストラクターとして休日中心に代講レッスンでタップダンスを教えてます。
また、年２回タップダンスイベントを開催しており、
タップダンス人口が増えるよう努めてます。
詳しくはホームページ、facebookをご覧いただけると嬉しいです。
HP： http://lifewithatap.com/
facebook： https://www.facebook.com/LifeWithaTap/